血の役割 ドロドロ血液改善かわら版

酸素と二酸化炭素の運搬

赤血球に含まれるヘモグロビンが、細胞の活動に必要な酸素を運び、二酸化炭素を取り出します。

呼吸により肺に取り込まれた酸素は、肺で赤血球と結合して体中の細胞に運ばれます。酸素を運び終えた赤血球は、肺に戻るとき、細胞が活動の際に作り出した二酸化炭素を回収し、肺へ届けます。

つまり、細胞に必要な酸素を運び、不必要な二酸化炭素を運び出す働きをしています。

栄養素の運搬

栄養素の運搬は、血漿と呼ばれる水分によって行われます。

血漿は、酸素以外のほとんどのものを運ぶ役割を担っており、食物が胃で消化されて腸で吸収された栄養素を各器官へ運びます。

老廃物の排出

体内で作られた尿素(アンモニア)などの老廃物を、腎臓に運び出します。

尿素などの老廃物は血液によってじん臓に集められ、尿となって体外に排出されます。

尿素が体内に蓄積すると、人体に悪影響を及ぼします。
体を健康に保っていられるのも、血液のおかげです。

ホルモンの運搬

血液は、体の調節機能を持つホルモンを各組織に運びます。

ホルモンとは、6箇所の内分泌腺で作られる約17種類の物質で、各組織や器官の調子を整えています。

ホルモンは、多くても少なくても体の調子が悪くなるため、必要な時に必要なだけ分泌されなくてはなりません。

人体の調整に大事なホルモンを体中に運ぶのも、血液の役割なのです。

生体防御

血液中には、生体防御機能を持つ白血球が含まれています。

外部から細菌が進入した際、骨髄やリンパ節で造られた白血球やリンパ球といった抗体が外部の敵と戦い、細菌やウィルスから身を守ります。

血液は、これらの抗体を運ぶだけではなく、体内に侵入した異物を退治する役割も持っています。

体温調節

血液は、熱を体全体に広めて体温を調節します。

人間は、体温が高温でも低温でも活動することができないため、体温を一定に保つ必要があります。

体温が上がると血液の流れが多くなり、たくさんの酸素を体内に運びながら熱を放出します。

逆に、体温が下がると血液の流れを少なくして、熱を体内に保温しています。

止血

怪我などで血管に傷がついて出血すると、血小板が傷口に集まり、凝固して止血します。

これは、血小板に血管が破れて出血すると出血箇所に集まり、固まって止血する性質があるためです。

血液には、出血を最小限におさえ、身体の中の血液の量を保つ働きがあります。